UE4の勉強記録

UE4の勉強の記録です。個人用です。

「Unreal Engine 4.xを使用してRPGを作成する」の足りない部分を作成する。アニメレンダリングの勉強2(休止)

<前文>

<元首 (Head of State) という意味>

最近、日本のNewsを見ていて元首と首相を敢えて間違えて使用して視聴者を混乱させようとしている人がいたので、それについて今週は書く事にします。

元首の英語はHead of Stateで首相はPrime Ministerです。そしてPrime Minister はHead of Governmentと同義なんです。

しかし大統領はPresidentでHead of StateでありかつHead of Governmentなんです。

つまり大統領は元首でもあるんですが、首相は元首ではないんです。

これは世界中の国で同じで日本だけが特別にそうなっている訳ではありません。どの国でも首相が元首になる事は出来ません。極めて普通の事です。

では、首相(Prime Minister)がいる国の元首は誰かというとその国の王様になります。これはKingやQueenである国もありますし、日本の様にEmperorである場合もあります。

つまり元首と言った場合、日本やイギリスのような君主制(monarchy)の国ではその国の王様を指し、アメリカや韓国のような共和制(Republics)の国では大統領を指すんです。

だからエリザベス女王の葬式には各国の元首とその伴侶のみを招待すると言った場合、日本の首相は自動的にはじかれるんです。

また、大統領が日本に来日した場合、大統領と同格なのは首相ではなく天皇になります。

しかし昨今では、君主制(monarchy)の国でも実質は王様が政治に直接関係する事は稀で、単なる象徴になり、実際の政治は首相が担当します。だから首相 (Prime Minister) がHead of Governmentと同義になるわけです。

<Stateの日本語訳は州なのか?>

この文章を書いていて、ある事をふと思い出しました。それはStateの日本語訳です。

Stateって通常、州って訳されています。

州ってどういう意味なのか本当のところは私も良く分からないですが、私は単純にアメリカの県に当たる言葉と思っています。そしてこれは多くの日本人もそうだと思います。

それでアメリカに住んでいた時、新聞読んでいたらどうしても意味が分からない文章に出くわしたんです。でその場にいた友達に聞いたら全員、その文章、理解しているんです。アメリカ人が理解出来るのは分かるんですが、他の国から来ている人達も全員、理解していました。

その中には明らかに私より英語力がない人(ただし日本人ではない。)もいましたが、その文章に関してはその人も完璧に理解していました。

で、問題のその文章ですが、Stateと言う単語が使用されていたんです。

私はStateを州と頭の中で訳していたので、どうしてもその文章の意味が理解出来なかったんですが、Stateって本当は国って意味だったんです。

上記の元首の英語訳であるHead of Stateも直訳すると国の頭と言う意味で、Stateが国と言う意味だと理解していればすぐに理解出来ます。しかしこのStateの意味を州だと思っていると州の頭、となって県知事の事?と全く間違った意味に捉えてしまいます。

Stateって国って意味なんです。

じゃ何でアメリカでは州の事をStateっていうのか?ってなると思いますが、これアメリカ人は州って概念で言っていません。国って概念で使用しています。つまりアメリカって50個の国が所属している連邦なんです。だから州ごとに法律が違うんです。でもそれだと不便な事があるじゃないですか。例えば殺人犯が隣の州に逃げた時とか。そういう時のために連邦政府の法律って言うのもあり、これは全ての州が守らないといけない訳です。

じゃ連邦政府がなんでも州に介入していいのかというと駄目なんです。こういう点から言ってもやっぱりアメリカの州は国なんです。

もしStateの日本語訳を国って習っていたら、新聞の文章が理解出来ないなんて事は起こらなかったんです。いやむしろこれだったらStateの日本語訳を習わない方が文脈から推測出来ました。Stateが州であるという強固な思い込みのせいで日本人以外なら簡単に理解出来る英文が理解出来なかったんです。

<日本人のこれから>

先程の元首と首相の違いを故意に無視して視聴者を混乱に落とす人や、Stateを州と訳してアメリカ人が生で使用している英文の意味を異常に理解しにくくなっている事。

これらは本当に氷山の一角で、日本での常識や間違った教育のせいで、これからの日本人が英語をしゃべれるようになったり工学やProgrammingをマスターしたり、その先に海外で生活したりするためのハードルは他国の若者に比べて異常に高くなってしまっています。

この前、日本にいるインドネシア人の若者が普通に英語をしゃべっているのを聞いた日本人の若者がどうやって英語覚えたの?って食い入るようにそのインドネシア人に聞いているを見たんですが、そのインドネシア人、インドネシアでは中学校と高校で英語を習うの。って答えていました。

そうなんです。

他の国の人達は学校で勉強するだけで英語がしゃべれるようになるんです。

日本で学校で勉強しただけで英語がしゃべれるようになった人どれくらいいますか?

0です。

それは、間違った事を教えているからなんです。

つまり、これからの日本人は他の国の人の2倍も3倍も頑張ってやっと他国の人と同じLevelに成れるんです。間違った教育や常識のせいで、超マイナスからのStartになります。

その上で超高齢化社会や、台湾と中国の軍事的な問題やアメリカの衰退などの外交問題、そして超円安が襲い掛かって来ます。

七難八苦の時代がやって来ます。

<貴方はどうすべきなのか?>

でもこれって良く考えてみて下さい。日本人の責任じゃないですよね。日本って国の責任です。貴方がブラック企業で働いていて、黒も白って言えといつも強制されていたとします。そしてその会社の社長が、検察に逮捕され、もう会社は終わりかもしれない。ってなったら貴方はどうしますか?

止めて別の会社に移るだけでしょう。

だから日本って国にはとてつもない七難八苦が襲い掛かる事になると思いますが、個々の日本人としては別に関係なく生きて行けばいいんです。

その中で特に私がお勧めなのがProgrammingの勉強を趣味にして生きていく事です。

ほとんどの工学、理学の勉強はいつかは国の助けが凄く必要になります。電気の勉強にしたって自分で発電所を建てるわけにはいきません。そして日本って国からの助けはまあ、期待するだけ無駄でしょう。

ところが、Programmingって本当にPC一台とNetに繋がる環境さえあれば、それこそMITやCalTechの最新の研究者のような年間何億円も貰っている研究者とほとんど同じ事が出来るんです。

勉強し甲斐があるでしょう。

しかも日本って国の国際的な立ち位置上、中国のようにいきなりアメリカのSoftの使用を禁止される事は起きないはずです。

やり損になりにくい分野でもあります。

それでは今週の勉強を始めます。

<本文>

1.今週の勉強について

今週も以下の内容についてやって行きます。

  • Niagara: CGHOW氏のTutorialをやる
  • Materialの勉強
  • RPGEventの作成
  • Open Worldの検証
  • Gaeaの勉強
  • 雪山のMapの作成
  • UI Designの勉強
  • Anime Renderingの勉強

2.Niagara: CGHOW氏のTutorialをやる

先週は Collision Query | UE5 Niagara #ScratchPad Module #9 [1] の途中で急用が出来てしまい中止しました。

今週はその続きからやって行きます。

2.1 Collision Query | UE5 Niagara #ScratchPad Module #9 [1] の勉強の続き

先週は途中までこのTutorialを勉強しました。今週はその続きをまずやります。

Kill Particle ModuleがあるとParticleが生成しなくなる原因ですが、Particle はSpawn Burst Instantaneous Moduleで生成しているので一回しかParticleを生成しないからだそうです。

言われてみれば、最初にCubeと衝突していない箇所のParticleは全部Killしてしまったらその後で、新しく衝突した箇所のParticleは既に無くなってます。

次にParticle Update SectionにCurl Noise Force Moduleを追加しました。

渦状の動きをParticleに追加したい時は必ずCurl Noise Force Moduleを追加しますが、このModuleの使い方今一、分かっていません。

Tutorialでは以下の設定で使用していました。

こんな感じでParticleが移動しています。

しかしこのままだとParticleがどっかに行ってしまうので、Particle Update SectionにSpring Force Moduleを追加します。

このSpring Force ModuleのParticle Equilibrium Positionの設定を以下の様に変更します。

Particle はしばらくするとこのPointに戻って来るそうです。

今度はこのEmitterをDuplicateして設定を変更して以下のParticleを作成しました。

このEmitterの作成方法は最初のEmitterの値を変更しただけなので記録はSkipします。

更にEmitterをDuplicateして以下のEffectを追加しました。

これはRender SectionにMesh Renderer Moduleを追加して

そのMesh Renderer ModuleのMeshにSM_Debri01を追加しています。

このMeshがあるかどうかまず分かりません。実装する時に調べますが、無かったら似たようなMeshで代用します。

Particle Update SectionのScale Sprite Size Moduleを消してScale Mesh Size Moduleを追加します。

Scale Mesh Size Moduleの設定は消したScale Sprite Size Moduleと同じです。

結果です。

次にこのMeshを回転させます。

Particle Update SectionにUpdate Mesh Orientation Moduleを追加します。

なんと、イスが突然壊れてしまいました。

びっくりしました。

もう少しで大ケガする所でした。

代わりのイスがないので立ってやろうとしたんですが腰が痛くなってとても無理です。

これは一寸休めと言う天からの警告だと感じました。

ので、今週は休憩にします。更に来週は3カ月に一回の休みの週なので来週も休む事にします。

今週はUEの勉強は中止して、新しいPCを買いに行ったり、イスを買ったり、新しいPCを置く場所を掃除して確保したりします。

3.購買するPCについての下調べ

一応、他のUE5の勉強している方が、PCを新しく購入する際に参考になるかも知れないので、どうやって購入するPCを決定したのかを記録しておきます。

3.1 購買するPCについて

BTOパソコンShopの中でパソコン工房が一番評判が良さそうなので今回はパソコン工房さんから購入する事にしました。

しかも調べたらUE5用のBTOパソコンがありました。

引用元 https://www.pc-koubou.jp/pc/unrealengine5.php?pre=cmm_lcr

しかも以下の様に書かれていました。

引用元 https://www.pc-koubou.jp/pc/unrealengine5.php?pre=cmm_lcr

他のBTOパソコンの店も一応調べましたがここまでやっているのはパソコン工房さんだけでした。

そこで紹介されている商品の中で以下のモノを購入する事にします。

一番、値段が安いやつですが、流石にこれ以上の値段のやつを購入するほどの予算はないです。

3.2 それ以外に調べた事について

公式のDocumentであるHardware and Software Specifications [2]によると最低限の条件では以下の様になっていますが、

後でUE5でGame開発するには以下の条件が望ましいともう少し厳しい要求が書かれていました。

流石にこれそっくりの条件のPCを購入するとなると自作するしかなさそうです。

パソコンを自作するほどの知識はないので今回は大体この条件になるだけ合わせるように上記のPCをカスタマイズする事にします。

<Memory

Hardware and Software Specifications [2]では64GBを進めています。私が購入予定のPCのMemoryは32GBです。

Memoryは高いので取りあえずは32GBでやってみます。32GBではパワー不足と感じた場合は、後でMemoryを追加する事にします。

<Storage

Hardware and Software Specifications [2]ではOS用に256GB、Data用に2TBになっています。購入予定のPCは1TBなので、Data用にHDDを4TB追加する事にしました。SSDの方が良いのは当然ですがData用なんで遅くてもそんなに問題ないと思っています。

GPU

2080 Superは大体3060 と同程度か少し下の能力みたいです。ので3070Tiなら十分でしょう。

ただVRAMが3060は12GBで3070Tiは8GBです。

2080 Superと同程度で良いのなら3060の12GBと言う選択もありかもしれません。

今回はパソコン工房さんのUE5にお勧めのPCの中で3060が無かったので3060は選択しませんでしたが、もし3060の12GBが選択肢に含まれていたらそっちを買ったかもしれません。

<CPU

Xeon E5‐2643というCPUの存在が見つかりません。どんなCPUなのか不明です。

コア数が6で3.4GHzという事だけは分かります。

購入予定のRyzen5 5600Xの性能を調べたらコア数が6で3.7GHzと出て来たので、まあ性能的には近いんじゃないのかなと勝手に思っています。

例えRyzen5 5600Xの性能がXeon E5‐2643より低かったとしても、まあそれ以上のグレードのPCを買える予算はないのでここは諦めるしかないです。

<Xoreax Incredibuild (Dev Tools Package)

これが一番の不安要素なんですが、Hardware and Software Specifications [2]には、これが入っていない場合は、Compileするのに12~16コアが必要と書かれています。

これCPUの事だと思うんですが、購入する予定のPCのCPUのコア数は6です。

DownloadするUE5にはDefaultでこれが入っている事を期待するしかありません。

しかしもしこのSoftが入っていなくても、今の私のPCのCPUのコア数なんか4ですがそれでもUE5がそれなりにですが動いています。全く動かないと言う事はないと思っています。

3.3 今回のパソコン購入のために色々調査をして知った事について

以下にまとめます。

<PCゲーマーが常に最新のPCやVideo Cardを購入している訳ではない>

GTX 1000番台でゲームしている層が一番多い。って書かれていました。

これ初耳で、PCゲーマーって何時でも最新のPCでゲームしていると思っていました。

もし1000番台のVideo Cardでしかゲームしないのならそんなに高性能のVideo Cardでしか動かないGame作っても仕方ない気がします。

これからのGameってPCが主流というよりも任天堂のスイッチが主流になる気がします。

<PCの自作が趣味の人達に対しての質問の仕方>

PCの自作が趣味の人達はPCのパーツには凄い詳しいですが、UE5専用のPCだとどの組み合わせが最適なのかについては結局分からないんです。

例えばUE5には、VRAMがどれくらい必要なのかとか、CPUのコア数がどれくらいあった方が良いのかとか、そう言う事はあんまり知らない訳です。

そう言うPCの自作が趣味の人達には、CPUのコア数が最低で12、VRAMは10GB以上、Memoryは64GBでPCを組みたいですが、パーツを選んでほしい。と頼むとかなり精度の高い回答をしてくれる事も分かりました。

適切な質問が大切って事を学びました。

Nvidiaの最新鋭のVideo Cardについて>

RTX4000番台の発表を見たんですが、まあ値段的にもう通常のPCゲーマーが買えるものじゃないですね。

でも、CGの映像作品を作成している商業のCGデザイナーとかだったらかなり安い買い物になるとは思いました。

よくTutorialで勉強させてもらっているJSFILMZ氏は、一人で自動車会社のコマーシャルを作成してそのコマーシャル作成のための予算をほぼほぼ一人で貰った話をしていました。かなりの大金を貰ったみたいです。

こういう人達はこんな高いVideo Cardでもとてもお得な買い物でしょう。

それ以外の人達にはどうなんでしょう。とても高くて買えないって感じじゃないでしょうか。

それで思ったんですが、UE5の勉強している人って私を含めてGameを作成しようとしてばかりいるじゃないですか。

これって経済効率という面から考えるとあんまり良くないのかもしれません。

UE5を使用して映像を作成する事を勉強した方が、勉強した技術をお金に換算出来そうです。

更に私のようにGameがあんまり好きじゃないけど映画やアニメを見るのは好きというタイプもいます。

最新のVideo CardとUE5で映像を作成するのもアリだと思いました。

3.参照(Reference

[1] CGHOW. (2022, June 13). Collision Query | UE5 Niagara #ScratchPad Module #9 [Video]. YouTube. https://www.youtube.com/watch?v=kxFgm8B7Tm4&list=PLwMiBtF6WzsqfBv2rYkHe93Whx5AY1u6o&index=9

[2] Hardware and Software Specifications. (n.d.). https://docs.unrealengine.com/5.0/en-US/hardware-and-software-specifications-for-unreal-engine/